2007年運用報告
1.運用経過
株式現物・信用 株式先物・オプション 商品相場 為替
第1四半期(1〜3月) 日経平均は、2月末までは上昇しましたが、中国株安をきっかけに世界同時株安となりました。その後は戻し、3月末では昨年末比で0.4%上昇となりました。JFEを買いましたが、ほぼ現状維持としました。 オプションのショート・ストラングルを継続しました。ミニ先物も若干取引しました。2月末からの急落局面では、インプライド・ボラティリティも上昇したため、評価損が拡大しましたが、その後は回復しました。 とうもろこしの買とコーヒーの売が利益となっていますが、金の買とゴムの売が損失となっています。 取引しませんでした。
第2四半期(4〜6月) 日経平均は第2四半期を通じて上昇し、6月末は3月末比で4.9%の上昇となりました。売買せず、現状維持としました。 日経平均オプションのショート・ストラングルを継続しました。ミニ先物も若干取引しました。日経平均の動きが穏やかだったため、利益となりました。 とうもろこしの買と売、金の買、ゴムの売がプラスになりましたが、コーヒーの売がマイナスとなりました。
第3四半期(7〜9月) 日経平均は、7/9に18261円の高値をつけた後、米国のサブプライム・ローンの問題で急落し、8/17の15273円まで、16.4%下落しました。その後、下落幅の半分を戻し、9月末は6月末比で7.5%の下落となりました。売買せず、現状維持としました。 日経平均オプションのショート・ストラングルを継続しました。日経平均の急落とインプライド・ボラティリティーの上昇で、一時、評価損が大きくなりました。その後、日経平均の戻りと、インプライド・ボラティリティーの低下で、利益となりました。 金の買、とうもろこしの買、ガソリンのカレンダースプレッド、コーヒーの売などがプラスになりましたが、とうもろこしの売などがマイナスとなりました。
第4四半期(10〜12月) 日経平均は、10/11に17458円の高値をつけた後、11/21の14837円まで、15%下落しました。その後、やや戻しましたが、12月末は9月末比で8.8%の下落となりました。11月に持株の多くを売却し、ポジションを1/5程度まで減らしました。 日経平均オプションのショート・ストラングルを、11月中旬まで継続し、利益がでました。その後、日経平均オプションのカレンダー・スプレッドを行いましたが、損失がでています。日経平均先物も取引しましたが、損失がでています。 大豆の買、原油の買、などがプラスになりましたが、とうもろこしの売、コーヒーの売買、ゴムの売、などがマイナスとなりました。

2.売買状況
株式現物・信用 株式先物・オプション 商品相場 為替
売買回数 7回 90回 49回 0回
売買代金 \17,424,000 \545,800,180 \132,895,500 \0
支払手数料 \8,150 \61,755 \28,350 \0
(注)支払手数料には、消費税、信用取引金利、逆日歩等を含む。

3.損益状況
株式現物・信用 株式先物・オプション 商品相場 為替 合計
第1四半期 \-680,500 \153,346 \153,500 \0 \-373,654
第2四半期 \1,263,000 \976,533 \177,750 \0 \2,417,283
第3四半期 \-1,220,000 \543,034 \267,600 \0 \-409,366
第4四半期 \-2,324,650 \-583,650 \-268,200 \0 \-3,176,500
合計 \-2,962,150 \1,089,263 \330,650 \0 \-1,542,237
(注)実現損益と評価損益の合計。配当は含まず。税引前。

4.成績推移グラフ

(注)2006年末を100とする。

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