2014年運用報告
1.運用経過
株式現物・信用 株式先物・オプション
第1四半期(1〜3月) 日経平均は、米国の金融緩和縮小と新興国経済の懸念、ウクライナ情勢などから、年初の16000円台から14000円台へ下落しました。3月末の日経平均は昨年末比で9.0%の下落となりました。売買せず現状維持としました。 日経平均オプションのショート・ストラングルのポジションを継続しました。時間価値の減少により利益が出ています。
第2四半期(4〜6月) 日経平均は、相場を大きく動かす材料がないまま小幅の動きを続けました。6月末の日経平均は3月末比で2.3%の上昇となりました。売買せず現状維持としました。 日経平均オプションのショート・ストラングルのポジションを継続しました。日経平均が小幅の動きを続けたため、ヒストリカル・ボラティリティ、インプライド・ボラティリティとも低下し続けました。ボラティリティの低下と時間価値の減少により利益が出ています。
第3四半期(7〜9月) 日経平均は、8月にイスラム国爆撃を巡って一時急落する場面もありましたが、その後は米国の金利上昇見通しからドル高円安が進んだため、16000円台へ上昇しました。9月末の日経平均は6月末比で6.7%の上昇となりました。売買せず現状維持としました。 日経平均オプションのショート・ストラングルのポジションを継続しました。時間価値の減少により利益が出ています。
第4四半期(10〜12月) 10月に中国とドイツの景気減速懸念やエボラ出血熱への不安心理から株価が一時急落しましたが、その後、日銀の追加緩和で逆に暴騰しました。さらに12月には、原油価格とロシアルーブルの下落により株価も急落するなど、上下に大きく動く展開が続きました。年末の日経平均は9月末比で7.9%の上昇となりました。売買せず現状維持としました。 日経平均オプションのショート・ストラングルのポジションを継続しましたが、株価が上下に大きく動く展開が続いたため、損失が拡大しました。ポジション調整のため、ショート・ストラングル以外の戦略や、ミニ先物も取引しました。

2.売買状況
株式現物・信用 株式先物・オプション
売買回数 0回 104回
売買代金 \0 \26,414,500
支払手数料 \0 \32,603
(注)支払手数料には、消費税、信用取引金利、逆日歩等を含む。

3.損益状況
株式現物・信用 株式先物・オプション 合計
第1四半期 \-1,588,205 \1,369,282 \-218,923
第2四半期 \568,875 \1,343,154 \1,912,029
第3四半期 \1,348,385 \491,992 \1,840,377
第4四半期 \1,568,485 \-1,591,531 \-23,046
合計 \1,897,540 \1,612,897 \3,510,437
(注)実現損益と評価損益の合計。配当は含まず。税引前。

4.成績推移グラフ

(注)2013年末を100とする。

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