2015年運用報告
1.運用経過
株式現物・信用 株式先物・オプション
第1四半期(1〜3月) 日経平均は、良好な需給関係を背景に、押し目もないまま上昇を続けました。3月末の日経平均は昨年末比で10.1%の上昇となりました。売買せず現状維持としました。 日経平均オプションのショート・ストラングルのポジションを継続しました。時間価値の減少により利益が出ています。ポジション調整のため、ショート・ストラングル以外の戦略や、ミニ先物も取引しました。
第2四半期(4〜6月) 日経平均は、日銀や年金など良好な需給関係が下値を支える一方、米国の利上げ懸念やギリシャの債務問題などで下落する場面もありました。6月末の日経平均は3月末比で5.4%の上昇となりました。売買せず現状維持としました。 日経平均オプションのショート・ストラングルのポジションを継続しました。時間価値の減少により利益が出ています。
第3四半期(7〜9月) 8月の中国の人民元切り下げをきっかけに、中国の景気への懸念が高まり、米国の利上げの不透明感と共に、リスクオフの動きが広がって、世界的に株価が急落しました。9月末の日経平均は6月末比で14.1%の下落となりました。売買せず現状維持としました。 日経平均オプションのショート・ストラングルのポジションを継続しました。ポジション調整のためミニ先物も取引しました。株価の急激で大幅な下落とボラティリティの上昇により、損失が出ています。
第4四半期(10〜12月) 日経平均は、9月には中国の景気への懸念などから16000円台まで大きく下落していましたが、10月以降は懸念が薄らぎ上昇に転じ、12月には20000円台を回復しました。その後、原油価格の値下がりによる悪影響などが意識され、19000円台で年末を迎えました。12月末の日経平均は9月末比で9.5%の上昇となりました。売買せず現状維持としました。 日経平均オプションのショート・ストラングルのポジションを継続しました。ポジション調整のためミニ先物も取引しました。インプライド・ボラティリティの低下や、時間価値の減少により、利益が出ています。

2.売買状況
株式現物・信用 株式先物・オプション
売買回数 0回 150回
売買代金 \0 \161,199,856
支払手数料 \0 \54,897
(注)支払手数料には、消費税、信用取引金利、逆日歩等を含む。

3.損益状況
株式現物・信用 株式先物・オプション 合計
第1四半期 \2,309,166 \1,121,669 \3,430,835
第2四半期 \798,089 \1,145,170 \1,943,259
第3四半期 \-3,632,801 \-2,766,953 \-6,399,754
第4四半期 \2,696,083 \1,647,693 \4,343,776
合計 \2,170,537 \1,147,579 \3,318,116
(注)実現損益と評価損益の合計。配当は含まず。税引前。

4.成績推移グラフ

(注)2014年末を100とする。

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