2018年運用報告
1.運用経過
株式現物・信用 株式先物・オプション
第1四半期(1〜3月) 日経平均は、1月には一時24000円台に乗せましたが、2月に入って、米国の利上げが予想以上になりゴルディロックス(適温相場)が終わるとの懸念から急落しました。3月にはトランプ米大統領の保護貿易政策が貿易戦争につながるとの懸念などで、一時21000円を割り込みました。3月末の日経平均は昨年末比で5.8%の下落となりました。下落局面でETFを買い付けました。株価の下落により期間損益はマイナスとなりました。 日経平均オプションのショート・ストラングルと日経平均ミニ先物の買ポジションを継続していましたが、下落局面でミニ先物を買い増しました。日経平均の下落によりマイナスとなりました。
第2四半期(4〜6月) 日経平均は、堅調な世界経済を受けて、5月に一時23000円台を回復しましたが、その後、米国の保護貿易政策への懸念が再燃し、やや下落しました。6月末の日経平均は3月末比で4.0%の上昇となりました。売買せず現状維持としました。シャープ株の下落により若干のマイナスとなりました。 日経平均オプションのショート・ストラングルのポジションを継続し、時間価値の減少により利益が出ています。また、日経平均ミニ先物を少し買い増しましたが、日経平均の上昇により利益が出ています。
第3四半期(7〜9月) 日経平均は、9月半ばまでは揉み合いが続きました。9月後半に入って米中貿易摩擦への懸念が薄らぎ、ニューヨーク・ダウが史上最高値を更新し、日経平均も急伸して24000円台を回復し、ザラ場で一時27年ぶりの高値を付けました。9月末の日経平均は6月末比で8.1%の上昇となりました。売買せず現状維持としました。日経平均ETFの上昇でプラスとなりました。 日経平均ミニ先物のロングと、日経平均オプションのショート・ストラングルのポジションを継続しました。日経平均の上昇によりミニ先物で利益が出ています。
第4四半期(10〜12月) 日経平均は、10月初めに27年ぶりの高値を付けましたが、その後、米中貿易摩擦、米国金利上昇、カショギ氏殺害事件などの懸念から急落しました。11月から12月半ばまでは、22000円を挟んで揉み合いましたが、米国株がクリスマス休暇を前に景気減速懸念から暴落し、日経平均もクリスマス当日に1000円を超える暴落となりました。12月末の日経平均は9月末比で17.0%の大幅下落となりました。シャープと東芝を売却し、ETFを買い増しました。株価の大幅下落でマイナスとなりました。 日経平均オプションのショート・ストラングルと日経平均ミニ先物のロングを継続しました。株価の急落により、大幅なマイナスとなりました。

2.売買状況
株式現物・信用 株式先物・オプション
売買回数 4回 81回
売買代金 \1,984,870 \256,789,244
支払手数料 \527 \28,077
(注)支払手数料には、消費税、信用取引金利、逆日歩等を含む。

3.損益状況
株式現物・信用 株式先物・オプション 合計
第1四半期 \-100,432 \-1,194,088 \-1,294,520
第2四半期 \-26,616 \1,615,060 \1,588,444
第3四半期 \12,728 \2,352,439 \2,365,167
第4四半期 \-186,967 \-5,450,744 \-5,637,711
合計 \-301,287 \-2,677,333 \-2,978,620
(注)実現損益と評価損益の合計。配当込(本年より配当込に変更)。税引前。

4.成績推移グラフ

(注)2017年末を100とする。

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