2022年運用報告
1.運用経過
株式現物・信用 株式先物・オプション
第1四半期(1〜3月) 日経平均は、年明け後29000円台で始まりましたが、米国のインフレと金利上昇、ロシアのウクライナ侵攻と原油価格上昇などから下落し、3月には一時24000円台となりました。その後、円安などから反発し、一旦28000円台を回復しました。3月末の日経平均は昨年末比で3.4%の下落となりました。売買せず現状維持としました。日経平均の下落でマイナスとなりました。 日経平均オプションのショート・ストラングルを継続し、オプションの時間価値の減少により利益がでています。日経平均ミニ先物のロングも継続しましたが、株価の下落局面でミニ先物を買い増し反発場面で利食った結果、売買益が出ました。
第2四半期(4〜6月) 世界的に、インフレ、金融引き締め、景気減速懸念により株価が下落しましたが、日本は金融緩和を続け、金利差拡大から円安が進んだため、日本株の下落は比較的小さくなりました。日経平均は28000円から26000円のボックス圏で推移しました。6月末の日経平均は3月末比で5.1%の下落となりました。売買せず現状維持としました。日経平均の下落でマイナスとなりました。 日経平均オプションのショート・ストラングルと日経平均ミニ先物のロングを継続しました。ミニ先物は株価の下落でマイナスとなりましたが、オプションは時間価値の減少により利益がでています。
第3四半期(7〜9月) 日経平均は8月に米国のインフレのピークアウト期待から29000円台に乗せました。その後、FRBがタカ派姿勢を明確にしたため、景気後退懸念が高まり、世界的に株価が下落し、日経平均も9月末に25000円台まで下落しました。9月末の日経平均は6月末比で1.7%の下落となりました。9月の下落局面でETFを買い足しました。日経平均の下落でマイナスとなりました。 日経平均オプションのショート・ストラングルと日経平均ミニ先物のロングを継続しました。ミニ先物は8月の上昇局面で一部を利食い、9月の下落局面で買い戻したため、プラスとなりました。オプションは時間価値の減少によりプラスとなりました。
第4四半期(10〜12月) 日経平均は、米国の利上げのぺースダウンから28000円台に乗せましたが、その後、インフレの長期化や景気後退懸念、日銀が事実上の利上げとなる長期金利変動許容幅を拡大した事などにより、26000円まで下落しました。12月末の日経平均は9月末比で0.6%の上昇となりました。日経平均の上昇でプラスとなりました。 日経平均オプションのショート・ストラングルと日経平均ミニ先物のロングを継続しました。ミニ先物は11月の28000円台で一部を利食い、プラスとなりました。オプションは時間価値の減少によりプラスとなりました。

2.売買状況
株式現物・信用 株式先物・オプション
売買回数 1回 84回
売買代金 \1,199,000 \80,380,713
支払手数料 \0 \24,760
(注)支払手数料には、消費税、信用取引金利、逆日歩等を含む。

3.損益状況
株式現物・信用 株式先物・オプション 合計
第1四半期 \-165,121 \853,271 \688,150
第2四半期 \-319,921 \300,484 \-19,437
第3四半期 \-83,295 \690,704 \607,409
第4四半期 \70,341 \1,277,514 \1,347,855
合計 \-497,996 \3,121,973 \2,623,977
(注)実現損益と評価損益の合計。配当込。税引前。

4.成績推移グラフ

(注)2021年末を100とする。

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