2023年運用報告
1.運用経過
株式現物・信用 株式先物・オプション
第1四半期(1〜3月) 日経平均は、米国の景気に対する楽観的な見通しが強まったことなどから28000円台に乗せた後、シリコンバレー銀行の破綻やクレディスイスの経営危機により一時26000円台まで急落しました。その後、懸念が薄らぎ3月末に再び28000円に戻しました。3月末の日経平均は12月末比で7.5%の上昇となりました。売買せず現状維持としました。日経平均の上昇でプラスとなりました。 日経平均オプションのショート・ストラングルと日経平均ミニ先物のロングを継続しました。ミニ先物は28000円台で一部を利食い、26000円台で買い戻しました。ミニ先物は日経平均の上昇でプラスとなりました。オプションも時間価値の減少などによりプラスとなりました。
第2四半期(4〜6月) 日経平均は、外国人の買いにより28000円台から33000円台まで大幅に上昇し、33年ぶりの高値を付けました。6月末の日経平均は3月末比で18.4%の上昇となりました。売買せず現状維持としました。日経平均の上昇でプラスとなりました。 日経平均オプションのショート・ストラングルと日経平均ミニ先物のロングを継続しました。取引所に新たに日経平均ミニオプションが上場されたので取引を始めました。日経平均が大幅に上昇したため、ミニ先物はプラスとなりましたが、オプション(ミニオプションを含む)はマイナスとなりました。
第3四半期(7〜9月) 日経平均は、米国の高金利長期化の懸念から、33000円台から31000円台に下落しました。9月末の日経平均は6月末比で4.0%の下落となりました。売買せず現状維持としました。日経平均の下落でマイナスとなりました。 日経平均ミニオプションのショート・ストラングルと日経平均ミニ先物のロングを継続しました。日経平均が下落したためミニ先物はマイナスとなりましたが、ミニオプションは時間価値の減少によりプラスとなりました。
第4四半期(10〜12月) 日経平均は、米国が来年から利下げに転換するとの期待から、33000円台を回復しました。12月末の日経平均は9月末比で5.0%の上昇となりました。売買せず現状維持としました。日経平均の上昇でプラスとなりました。 日経平均ミニオプションのショート・ストラングルと日経平均ミニ先物のロングを継続しました。ミニ先物は日経平均の上昇でプラスとなりました。ミニオプションも時間価値の減少によりプラスとなりました。

2.売買状況
株式現物・信用 株式先物・オプション
売買回数 0回 95回
売買代金 \0 \95,348,004
支払手数料 \0 \20,233
(注)支払手数料には、消費税、信用取引金利、逆日歩等を含む。

3.損益状況
株式現物・信用 株式先物・オプション 合計
第1四半期 \593,519 \1,632,837 \2,226,356
第2四半期 \1,411,959 \873,314 \2,285,273
第3四半期 \-298,476 \102,062 \-196,414
第4四半期 \429,437 \1,059,558 \1,488,995
合計 \2,136,439 \3,667,771 \5,804,210
(注)実現損益と評価損益の合計。配当込。税引前。

4.成績推移グラフ

(注)2022年末を100とする。

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